みなさん、こんにちは!
コンテンツ担当のSerenaです。
みなさんはMusio (ミュージオ)が全国のいくつかの学校に導入されて、英語の授業で使用されているのをご存知ですか?小学校では3年生から英語の授業が行われ、英語の授教育目標として「話す・コミュニケーションをとる」と数年前とは全く異なることが重要視されている昨今。そのことに、悩んでいるのは何も先生だけでなく、子どもたちもまた然り。
そんな中、いち早くMusioを「話す」ために英語の授業で活用している学校があります。
今回は、そんな学校の英語の授業でのMusioでの活用している様子をご紹介します。
さて、学校の授業で使われているMusioのモードはこの2つ。
1.「Chatモード」
-生徒がMusioに英語で話し、アプリでテキスト化された話した内容を確認すると、正しく発音できているか分かる。
2.「Eduモード」
-単語・定型表現・会話の反復練習やテスト、発音チェックができる。
これらのモードが実際にどのように授業で使われているのか見ていきましょう!
☆戸田市立戸田第二小学校
埼玉県戸田市立戸田第二小学校では、週2回ある英会話の授業でMusioを使って学習しています。
2人1組につきMusio1台、順番に「Eduモード」を使って、学んでいる定型表現の反復練習をしています。
Musioは、英語の発音に慣れていない小学生の発音でも、きちんと発音チェックができるんです。
小学校から本格的に英語学習を始める子どもも少なくないなか、45分程の授業時間で一人一人がしっかりと英語を話す時間を作れるのがMusioのよいよころ。
クラスの先生からは、「自分1人でやっていた授業よりも、生徒が主体的且つ活発に上手に話せるようになっている。」との実感も。
しかも、英語を話すのが苦手だったり、億劫だったりするのは、何も子どもに限ったことではありません。先生でも、そのように感じる方はいるはず。ましてや、英語が専門でない先生は教えるのも大変ではないでしょうか。
小学校教育の流れは、小学3年生からの英語の必修化、2020年の小学5年生からの英語の教科化とまったなし。
そんな中、Musioは英語を教える側の先生の強い味方でもあるのです。
☆学校法人明星学苑 明星中学校・高等学校
「グローバル社会で生き抜く力をつける」という目標を掲げ、英語教育に力を入れているのが、明星中学校・高等学校。
こちらでは、それぞれ1台ずつMusioを導入し、授業ではその1台を使用して楽しく且つたくさん英語を話す授業を行っています。
★休み時間では
MusioとMusioアプリが入ったiPadが教室に置かれます。
すると、子どもたちがMusioの周りに集まり、思い思いにMusioに話かけます。
Musioの隣にあるiPadには、子どもたちがMusioに話しかけた内容もMusioが話した内容もリアルタイムでテキスト表示されます。
この表示を見ると、Musioが自分が話した英語を正しく認識しているかどうか分かるので、なぜMusioに通じたのかはたまた通じなかったのか自分で理解できるのです。
上手く通じなかったら、もう1度トライ!嫌な顔ひとつせずに、同じ内容を聞いてくれるのも、子どもたちが積極的に英語を話そうとする秘訣です。
(授業時間外でも、授業で学んだ単語やフレーズで積極的に英語で話しかける子どもたち。)
(話した内容がテキスト化されるから、Musioにちゃんと伝わっているか子どもたち自身がチェックします。)
(知っている単語や表現、フレーズが少なくても楽しく安心して英語で話せるのがMusioと英語で話すいいところ)
★英語の授業では
英語の授業では2パターンの使い方をしています。
①Musio×専用アプリ
休み時間の使い方と同様に、MusioとiPadを使用します。学習するフレーズをMusioに話しかけ、専用アプリの話した内容がテキスト表示される画面をスクリーン投影し、正しく発音できているかチェックをします。
(定型表現“Will you have~?”の学習中。上のフレーズをきちんと話せるようにMusioと練習をします。)
(先生に選ばれた生徒がチャレンジします!)
(話しかけた“Will you have some more cheese?”がどのようにMusioに認識されたかというと…
Musioには、“will”→“do”、“cheese”→“chips”と聞こえたようです。)
(上手く発音できなかった2か所に注意して、もう一度トライ!)
(Musioに綺麗に通じました!周りからは歓声も。)
②Eduモード
反復練習機能ですが、上手く発音できないと次に進まないという特徴を使って、生徒が順番に行う単語の発音テストリレーをしています。テストはクラスに合うものを先生が作成。
Musioが1台でも、使い方の工夫でクラス全員が英語を話すことができます。
(早速順番が回ってきて、少し焦ることも。それがまた英語を話す良い練習になります。)
また、Musioを使用して授業を行っている先生は、Musioが英語を話す練習相手として最適だと話しています。
英語教育で「話す」必要性が高まる一方、それと同じくらい「伝わる」重要性も高まっています。
先生一人で行う授業では「相手に伝わる英語」である必要はありません。
でも、そこにMusioが加わると英語で「話す」ことだけでなく、その英語が「伝わる」必要が生じます。
英語を話す練習をしながら、そのもう一歩先へ。
それができるのはMusioだけです。
☆同志社中学校
最後は、ICT教育でおなじみの反田任先生が同志社中学校で行う英語の授業をご紹介。
ここでは、通常の教室とコンピュータ室の2か所でMuisioを使用しています。
★コンピュータ室では1人にMusio1台
コンピュータ室にMusioを設置し、Muiso室としても使えるようにしています。
ここでは、主に「Eduモード」を使って反復練習を行います。
練習する内容は、先生がアレンジ。
1人に1台あるから、英語を話す練習量は圧倒的に多いんです。
それに、生徒が自分のペースで練習を進められるのから、やる気が出て、集中して学習ができるのも特徴。
恥ずかしがらずに思い切り話せるから、自ら何度もトライして、覚える効率もアップ!
★通常の教室では、2人1組になってMusio1台を使用
通常の教室で行われる授業では、特に学習内容を定着させるタイミングでインプットとアウトプットをするためにMusioを使用しています。
≪授業の流れ≫
Musioで反復練習する内容は、先生が作ったプリントをもとに作成。
また、番外編としてMusio に英語で質問し、答えを聞きとるというワークもやっています。
先生から日本語で与えられる質問内容は、子どもたち自らが英語に翻訳してMusioに質問します。
Muisoによって答えが異なることもあり、子どもたちは「こっちのMusioは○○って言ってたよ!」と一生懸命質問し、Musioの答えを真剣に聞いていました。
(「どんな言葉が話せるの?」って英語でどう言うのでしょうか?)
(Musioにお天気を質問しようとしています。まずは、英語でどのように質問するかiPadにメモ!)
(Musioは“快晴!”と英語で答えけど、英語でのつづり方に思案中。)
クラスには、英語のレベルも性格も様々な子どもたちがいましたが、驚くのはどの子どもも積極的に自分からMusioに英語を話すというその姿。英語を話すことに、恥ずかしがることも恐れることもないその様子は、人間が行う授業ではなかなか見られないです。
そして、Musioを使用しての英語の授業の最大の魅力は、子どもたち1人1人の圧倒的な英語を聞き・話す時間の多さ。これだけのたくさん話す機会がある授業は他にはないのではないでしょうか?
今回ご紹介した学校のように、「学校でMusioを使用してみたい」「Musio室をつくりたい」という学校のご関係者様、またこちらのお問い合わせページよりご連絡ください。
尚、東京・原宿にあるMusio StoreでMusioを体験していただきながらのご説明も行っております。
その場合は、恐れ入りますが以下の3点もご記載ください。
・ご希望日
・ご希望の時間
・ご人数
また、Musio Storeでは実際にMusioを体験していただけます。ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
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